松下智先生 連続茶文化講座「晩茶の世界」

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令和4年11月20日(日)、松下智先生(元愛知大学教授/ふじのくに茶の都ミュージアム客員研究員)による連続茶文化講座第5回目が開催されます。


次回のテーマは「晩茶の世界」。


ところで、晩茶とは?


茶は、本来自然の山野に自生する茶樹の葉を利用してきたもので、茶畑として人工の管理に入ったのは、後世のことになる。その自然物としての茶の姿を留めているのが、「晩茶」 である。

 晩茶と同一発音のものに「番茶」があるが、後者の番茶は、別名「番刈晩茶」 と云うわけで、五月の新茶時に篩分けした時に残ったものである。したがって、晩茶とは根本的に異なるものである。

 晩茶は五月頃の新芽の摘採は行わず、そのまま生長を続けさせ、八月頃の生長した茶の芽、葉と枝、共々刈り取って利用する。七~八月の夏期の刈り取りをさらに延長して、真冬に刈り取るものもある。

松下智 「日本の晩茶 その種類と分布」
(2000年)




当日は、松下先生がお持ちの晩茶に関する画像等を見ながら「晩茶の世界」についてご解説いただきます。

また、当日は「阿波晩茶」をご試飲いただけます。


どうぞ会場までお越しくださいませ。

会場:メロープラザ(袋井市浅名1027)2階会議室
受付で記帳と500円をお支払いください。

松下智



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12月4日(日) 袋井お茶大文化祭~BANCHA TEN~

特設サイトはこちら→袋井お茶大文化祭~BANCHA TEN~


松下智先生 連続茶文化講座「晩茶の世界」